こんにちは!奏です。
先日、スーパーに行ったところ、ベビーホタテが大変安く売っていました。「これは干物にチャレンジするしかない!」と思い立ち、買ってきました。
この記事ではベビーホタテで作る干物の作り方と、完成した干物の評価について紹介します。
ホタテの干物とは
ホタテの干物とは、ホタテを干物にしたものを指します。
市販の干物ではホタテの貝ひもと貝柱を別々で売っていることが多いです。
味付けとしては塩のみや、みりん醤油、唐辛子でピリ辛にしたものなどがあります。
作り方
準備
まずベビーホタテを買ってきます。流通が多いのはボイル済みのベビーホタテだと思いますので、そちらで大丈夫です。
次にホタテを貝柱と貝ひもに分解します。「貝柱でも貝ひもでもないぞ?」という部分はエラや生殖器です。これらは干しません。
味をつけていきます。貝柱と貝ひもをみりん醤油の液に浸します。みりんと醤油の比率は1:1を基準に、お好みで調整してください。30分ほどしたら液から上げ、キッチンペーパーでしっかり水気を切ります。
干し
ダイソーで購入できる干物干しネットに入れて日陰に干します。ネットの下に直接触れるように置くことに抵抗がある場合は、キッチンペーパーを敷いた上に広げます。
貝柱、貝ひもが痛まないよう、気温は18℃以下を保ってください。昼間に気温が18℃より上がる場合は、一度冷蔵庫へ避難させましょう。
朝、目が覚めた時間から干して、日が沈む頃には冷蔵庫にしまいます。冷蔵庫にしまう際、ラップをかけずにしまった方が乾燥は進みます。しかし、他の物への臭い移りが気になる場合やカビ発生の心配がある場合は、お皿に入れ、ラップをしてからしまいましょう。
貝ひもは3日、貝柱は7日で完成します。
失敗!?なんか臭い……
いざ完成! 食べてみると……なんか臭い! 噛んでいればおいしくなってくるが、表面が臭い!
なぜだ?
ここで思い当たる原因を上げます。皆さまは以下のことを反面教師にし、おいしい貝柱、貝ひもを作ってください。
原因1 干す温度
思い当たる原因の1つ目は干すときの気温が高かったことです。
まだ11月頭であったため、日中の気温が18℃を超えることがありました。しかし、初日と2日目は「風も吹いているし大丈夫だろう」と楽観的に捉えていました。
貝ひもが乾いた段階で試食したところ、臭みがあったため、この日から冷蔵庫乾燥にしました。しかし、貝柱も表面は臭みが残る結果となってしまいました。
原因2 味付け
思い当たる原因の2つ目は味付けの際の塩分濃度の薄さです。
最初は塩のみで味をつけていました。まずは素材の味を生かして食べてみたいと考えたからです。
しかし、塩水につけたのですが、今振り返るとやや塩分が少なかったと反省しています。塩分が少ないと腐る原因になってしまいます。しっかりと塩分を強めにすべきでした。
試食した2日目から味付けをみりん醤油に変更しました。みりんのアルコールで除菌効果が期待できるのと醤油は塩分濃度が干し物に最適だからです。
それでも臭みは残ってしまいましたが……。
原因3 そもそもホタテの干物の味を覚えていなかった……
思い当たる原因の3つ目はそもそもホタテの干物の味をあまり覚えていなかったことです。
ホタテの干物って買うと高いですよね……。なかなか今までに食べた経験がなく、なんとなく「おいしかった!」という記憶しかありませんでした。
そのため、この臭みが本来発生するものなのか、おいしい干物はどんな味なのかが分からず、失敗しているかどうかすらわからない状態に。
きちんと一度市販のホタテの干物を食べてみて、考察します。
まとめ【リベンジします!】
以上、ホタテの干物(貝ひも、貝柱)の作り方でした。
またリベンジします! 次はおいしくできるといいな!