こんにちは!
元自転車販売員の白瀬(⇒プロフィール)と申します。
暑くなってくると風を切って思いきり走り出したくなりますね。そこで、今回はスポーツ自転車を購入する際のポイントについて説明します!
スポーツ自転車の種類
①クロスバイク
街中で見かけるスポーツ自転車第1位、クロスバイクです。
ハンドルバーの形が真っ直ぐで、一般車からの乗り換えが楽です。ロードバイクよりもお手頃な価格のため、初めてのスポーツ自転車として選択されることが多いです。スピード感はロードバイクに劣りますが、種類も多くスポーツ自転車らしい走りが可能です。
②ロードバイク
ドロップハンドルという曲がったハンドルが特徴的な自転車です。このハンドルのおかげで、より低姿勢を維持することができ、ハイスピードで走行することができます。競技など、本格的な速さを求める方向けなので、スタンドなどのオプションパーツはほとんどついていません。
③マウンテンバイク
太くゴツゴツしたタイヤで、荒れた道でも安定した走行ができることが特徴です。サスペンションもついていると、地面の凸凹がダイレクトに体に伝わることなく、快適に走行することができます。車体は少し重めで、スポーツ自転車の中ではスピードが出しにくいです。
スポーツ自転車の選び方
①サイズ
スポーツ自転車のフレームサイズは適切なものを選びましょう。スポーツ自転車は、サドルの高さがハンドルと同じかそれ以上で乗ることが基本となります。そのため、サドルを一番下にして大きなサイズに乗ると見た目が悪いのと、体への負担も大きくなります。10センチほどサドルを上げた状態で片足がつくくらいで選択し、信号待ちなどはサドルの前に降りるようにしましょう。
購入前にぜひ試乗をしてください!
②ギア(変速機)の段数
多くのスポーツ自転車は前後両方にギアがついています。前は1~3段、後ろは7~8段程度であることが多いです。場面に合わせて細かく調整した方が、速い走行が可能になります。
その一方で、ギアがないピストバイクという車種もあります。ギアのトラブルに悩まされることがなくなり、手入れが簡単であるという特徴があります。
道路の状況や、自転車の手入れに割ける時間を考慮して選択するといいでしょう。
③オプションパーツ
スポーツ自転車は車体を軽くするために、一般車にはついているようなパーツがついていない場合があります。
- 必須 : フロントライト、鍵
- あった方が便利 : スタンド、泥除け、オイル
- あった方が安全 : ヘルメット、テールライト
- 人気なパーツ : スマホスタンド、ドリンクホルダー、空気入れ、サドル盗難防止ワイヤー
これらのパーツは高い物から安い物までありますが、一万円前後かかることが多いです。種類や色もたくさんあります。
スタンドなどは、物によってはつけられない場合もありますので、店員さんに確認してみましょう。
まとめ
スポーツ自転車を購入する際のポイントでした。
最後に、危険性についてお話します。魅力もたくさんある一方で、悲しいことに事故も多いです。自転車から投げ出されてしまう事故があるにも関わらず、ヘルメットの着用を推奨していてもなかなか着用率が上がらない現実があります。
軽やかに進むことのできる素敵な自転車で、購入時に選ぶ物が一番多いのがスポーツ自転車の特徴です。自分らしくカスタマイズして、お気に入りの一台を生み出しましょう!
これを読んでくださった皆様が安全で快適なスポーツ自転車ライフを送られることを願っております。